タマン(ハマフエフキ)やGT(ロウニンアジ)を釣ってみたいけど、どうやって釣るのかなぁ…
タマンやGTを陸から狙うとすれば打ち込み釣りが主流になっていると思うので、打ち込み釣りに関することを紹介していこうと思います。
・タマン
和名=ハマフエフキ
ダンプカーなどと呼ばれるぐらい強烈な引きをすると言われていて岩陰などの根に潜ろうとする習性がある。
・GT
英名=Giant trevally 和名=ロウニンアジ
沖縄ではガーラと呼ばれるアジの種類でも、カマジーガーラと呼ばれタマン釣りと同時に狙える人気な大型魚となっています。
注意 この記事で紹介する大物とは最大でも60cmぐらいまでの魚を想定しています。
打ち込み釣りの魅力
結論から言います。初心者でも大物が釣れることが魅力的な打ち込み釣りではありますが、まずはあまり気張らずに気軽に釣りを楽しんで下さい。
筆者の打ち込み釣りのスタイルは最初の打ち込み釣りのスタイルとは変わり現在の気張らないスタイルに落ち着きました。なので現在は年に数回打ち込み釣りをする程度です。
無理をしてまで釣りをするのはおすすめしません。釣れたらラッキー♪ぐらいがちょうどいいんだと思います。
実際に2泊3日の観光客の人には釣れて、1年以上も狙い続けて釣れたことがなかった島人だっているんです。そうです。私がその島人です。(笑
例としては、BBQやキャンプなどでついでに打ち込み釣りをするのはかなりおすすめなのでぜひチャレンジしてみて下さい。
ポイント(場所)選び
打ち込み釣りではポイント選びが最も重要となります。時期、時間帯、場所、釣り人の有無、天候など…インターネットなどの情報を頼りによく調べて釣りをすることをおすすめします。
釣り具店で買い物ついでに聞いてみるのがいいと思います。実際にその時期に釣れている場所などを教えてくれると思いますのでおすすめです。
打ち込み釣りはどうしても待ち時間が多くなり暇に思える時があります。なので仕掛けを投入した後はYouTube鑑賞などをしている人もいるほどです。
車を横付けして仮眠を取りながら朝方まで釣りをすることだってあります。
5,6時間釣りをしてもアタリすら無いことも珍しくないのでポイント開拓をするのは至難の業だと思います。
ピトンが打ち込まれているから釣れる場所だとは限りませんし、魚にも通りやすい道があるので、ピンポイントで待ち伏せることが肝心だと思います。
釣れる人釣れない人も含めて大体みんな分かっています。インターネットで調べると釣れる場所などを調べることが出来ますので…
そうなると、同じ場所で釣りをすることになるので場所によっては釣りをすることさえ出来ない場合があります。
そこで考えます。自分だけの場所、せめて人が少ない場所などを探すようになります。これがポイント開拓です。
ネットでは公開されていない場所なので、釣れる場所なのかはやってみないと分からないので少なくとも数回は通うことになるでしょう。
仕掛け
ここからは実際の仕掛けなどを紹介していきます。筆者の打ち込み釣りの仕掛けは主に下記の通りです。
仕掛け 1
実際に釣れている知り合いの方から教えてもらった仕掛けの組み方です。
- タマン竿セット
- 中通しオモリ(15号~25号)
- シモリ玉(蛍光)
- サルカン
- ハリス (16号~18号)
- 針 タマン針(16号~23号)
仕掛け 2
こちらはインターネットで調べた仕掛けとなっています。
- 誘導天秤
- 捨て糸(5号)
- ナス型オモリ(15号~35号)
- シモリ玉(蛍光)
- サルカン
- ハリス (16号~18号)
- 針 タマン針(16号~23号)
仕掛け2を主に使用しています。アタリが多く食い込みが良い印象があるからです。
またオモリの代わりに現地の石を使うこともあります。
仕掛け1は極端に浅い場所(水深が50cm前後)の時に良い印象があります。
竿を2本出せるならどっちが良いのか比べてみるのも良いと思います。
エサ
- シガヤー(タコ)
- サンマ
- イカ
- 魚の切り身
- 湯ムシ
意外なんですが鶏肉などでも釣れるんだそうです。筆者は現地で釣れた魚をエサにしたりもします。なのでいろいろ試してみるといいのではないでしょうか。
同時に揃えたいもの
- タマンセンサー(鈴でもOK)
- ピトン(竿立てでもOK)
- 矛先ライト
- ロープ
- タモ網(場所によっては不要)
- ギャフ(場所によっては不要)
- クーラーボックス(氷を準備)
短い時間だけの釣りで、しかも釣れた魚は写真を撮ってリリースするつもりでしたら仕掛けとエサがあればいいです。
ですが、竿を持ち続けるか、倒したままか、岩の隙間などに差し込むなどの対応が必要となります。
筆者は、お金をあまりかけたくなかったので最低限で出来る方法を探していましたが後々は楽をしてどんどんアイテムを入手していきましたので最終的に結構高くつきました。道具選びは慎重に検討してください。
何時間も釣りをするのであれば多少でも竿から離れることもあります。その時にピトンや竿立てなどセンサー(鈴)などが必要になってきます。
高さがある釣り場なら釣れた魚を取り込む為のタモ網やギャフも必要です。音が出せない場所なら矛先ライトも必要となってきます。
明るいうちの打ち込み釣りも釣れますので、状況に応じて判断して下さい。
道具選び
道具選びのポイントとしては、筆者は汎用性を重視して選んでいます。
例えばルアー釣りやウキ釣りなど他の釣りでも使えるかどうかを考えながら選ぶ癖をつけましょう。
汎用性が高ければ少し高額な商品でも値段をあまり気にせずに買うことができるようになります。それだけでなく
値段だけで断念することが少なくなり本来の物選びが出来るようにもなり安ければいいという考えをしなくなるのでおすすめです。
安全対策
基本的には夜釣りになりますので危険度も上がると考えてください。場所によってはハブもいますし万が一の場合を考えて対策をしておきましょう。
家族や友人に釣りに行くこと、場所などをグーグルアースの位置情報をスクショして送っておくだけでも万が一の時にはかなり役立つでしょう。
ヘッドライト
夜釣りにはヘッドライトがおすすめです。仕掛けつくりなど両手がフリーになるので何かと便利で助かります。
ライトの色ですが筆者はふつうの白っぽい物を使用していますが普通に釣れます。光量が少なめなレッドライトが良いようです。
服装
動きやすい服装であることはもちろんですが下半身はできるだけ厚手のものがハブ対策にもなりますしおすすめです。
釣り場所に合わせてライフジャケットを着用するといいと思います。
ライフジャケットは陸で頭部などを強打して気絶した状態で海に転落した時にも生還率が上がるので着用したほうがいいと言われています。
虫よけスプレー
夏の夜釣りには虫よけスプレーも必須でしょう。釣り以外でも使えますので一家に一個あるといいです。
結論
- 初心者でも大物が釣れる
- その時期に釣れている場所がいい
- アタリすら無いことは珍しくない
- 釣れたらラッキーぐらいが丁度いい
- 気張らないスタイル
- 仕掛けはシンプルでいい
- 状況に応じて判断
- いろいろ試してみる
- 場所によっては必要な道具がある
- 道具選びは汎用性重視で
- 夜釣りは危険度も上がる
筆者はこの考え方で年に数回程度の打ち込み釣りをしています。
「釣れている時期に釣れている場所で釣りをする」そこから「共通点などを見つけだし新しいポイント開拓に活かしていく」といいと思います。
最後に
ポイント(釣り場)についての説明が多くなりましたが、打ち込み釣りにおいては最重要なことだと思っています。グーグルアースやドローン画像などで海の地形確認をします。
釣れている時期に釣れそうなタイミングや場所で釣りをすること。エサを変えながら試行錯誤して釣れるパターンを見つけることが出来れば最高な釣りになると思います。
そうなると毎年その時期になると釣ることが出来る釣り人になっていることでしょう。それが難しいんですけどね…。
難しい釣りであることも事実ですが、手軽に始めて大物が釣れることもあるので魅力的な釣りなんだと思います。
この記事が少しでも参考になれば嬉しく思います。ご購読、有難うございました。では、また!
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